未来への種まき～伝え続ける語り部プロジェクト～
湯沢真さん「1年半のボランティアの後のいま」
私は被災地南三陸町で一年四ヶ月のボランティア活動をしていました。
東日本大震災から半年… 一年… 一年半…
だんだんニュースの報道は少なくなり、被災地の現状を知らない方はたくさんいると思います。
今日は短くではありますが、被災地一円の状況をお話します。
■宮城県･岩手県。
大津波により多くの方が犠牲になりました。
震災から１年後…
被災地の方による､復興という形の復興商店街。
被災地は活気づきそれによって観光客が増え被災地へ訪れる方は多くなりました。
しかし今の現状は…
その復興商店街にはほとんど観光客はいません。
ボランティアの数は激減。
もう復興しているんじゃないのといった声をよく聞きます。
■北海道･青森県･茨城県･千葉県
ここは宮城県･岩手県と同じ被災地ということはご存知ですか？
津波によって倒壊した家､亡くなられた方がおられます。
ただ被害の規模が違うだけで忘れ去られています。
■福島県
地震により沿岸部､内陸､ダムの決壊による被害。
津波による沿岸部の被害。
原発による避難区域､風評被害
この現状に目をつむる方が現実たくさんいます。
福島県の現状を知らない方がたくさんいます。
私はこの旅でこの被災地の現状を一番伝えたい！
少しでも被災地を思い出して自分に出来ることを考えてもらいたい､関心をもっていただきたい。
この東日本大震災でたくさんのことを学んでもらえたらいいなと思います！
また今後災害が起きた時に一人でも多くの方が被災地に目を向ける日本作りに、
いち早く動けるための全国ネットワークを作りたいと思います！！
今ボクは日本中を旅して、東北から学んだことを伝え、みんなをひとつにするプロジェクトをしています。
「全国をつなげよう!!災害絆プロジェクト～被災地を忘れない！みんなの想いを集める日本一周の旅!!～」
期間：2012年9月11日～2013年3月11日
責任者：湯澤 真（まこっちゃん）
ぜひ、町で見かけたら声をかけてください！！
